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パラスポーツに挑戦!【本文】
9月18日(火)に ブラインドサッカー日本代表の田中章仁 選手とブラインドマラソン東京アスリート認定選手の青木洋子選手を 講師にお招きしてパラスポーツの体験を行いました。 どちらの競技にも共通していたのが、「目隠しをして運動をすること」でした。 そもそも目隠しをして歩いた経験も少ない子供たちにとって、視覚が遮断された中で生活することがどれだけ不安であるのか、日頃どれだけ視覚に頼って生活しているのかを体験する機会でもありました。 ブラインドサッカーでは、目隠しをして音の出るボールをドリブルしたり、シュートをしたりしました。 何も見えない状況でボールを追いかける恐怖と、一度足から離れたボールを探す難しさを感じていました。 また、そんな中でボールの音以外にも仲間の声掛けがゴールへのポイントであることを学び、積極的にお互いに声を掛け合っていました。 ブラインドマラソンでは、目隠しをした状態で自分の勘を頼りに10m歩いたり、目隠しをした児童(ランナー)が、目隠しをしていない児童(ランナー)に「きずな」と呼ばれるロープでガイドされながら障害物のあるコースを歩いたりしました。 体験する中で、自分の歩いた感覚と実際の距離との違いに驚いたり、半歩後ろを歩くランナー目線で指示を出すことの難しさを感じたりしていました。 そんな中で、伴走者はどれだけ具体的な指示を出せるのか、ランナーは伴走者をどれだけ信頼して歩けるのかが大切であると学びました。 最後には、青木選手の伴走をして一緒に体育館を走り、そのスピードに驚いていました。 今回の体験を通して、「目が見えない体験をして1人でいると怖かったけど、声を掛けてくれる人がいるととても安心した。」「視覚障がいをもっている方でも、何に困っているかは人それぞれだから、1人の人として一緒に過ごせるように配慮したい。」「パラスポーツに興味をもったので、2020年のパラリンピックでは他の競技も見てみたいと思った。」など、実際に視覚障がいをもっている方と関わったことで一人ひとりが自分にできることを考えていました。【添付ファイル】
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