二小のシンボルの桜

 この写真は、開校130周年記念誌の表紙を飾っている桜です。以下、説明を引用します。

 

「第二小学校は、明治四十三年から昭和四十三年まで現在の市民会館のところにありました。
 この旧校地に残っていた第二小学校のシンボルの桜を平成十四年二月十四日に校庭の南側に移植しました。児童が一生懸命水をやり、りっぱに根付いてきました。今年の春には、写真のようにたくさんの美しい花をつけました。これからも第二小学校の児童の成長を見守り続けてくれることでしょう。」

 

 今年の春というのは、開校130周年を迎えた平成15年のことと思われます。若いとは言えない桜の木が、移植に耐え、1年後に立派な花を咲かせたというのはなんとも驚きです。

 

 その桜の木が、今、危機を迎えています。実は、専門家の見立てによれば、すでにほぼ枯れてしまっているというのです。

 写真の真ん中に見える太い幹に、キノコがはえてしまっているのがわかるでしょうか。

 

 アップにしたのが下の写真です。太い木でかろうじて枯れていないのは、赤い丸で囲んだところの1本の細い枝だけだそうです。ただし、ほとんど水がいっていない状態だそうです。

 黄色い丸で囲んだところに、元気な枝が見えます。これも桜の枝ですが、この枝は、真ん中の太い木とは別の幹から出たものです。「ひこばえ」ではないかということですが、枯れてしまいそうな桜の木の両側に、2本の桜の木が伸びています。春先に咲いていたのは、どうやらその2本の桜の木の方だったようです。

 

 枯れているといっても、支柱があるため、すぐに倒れる心配はないそうですが、元気な2本の桜にぶつかっているところがあり、いずれ対応が必要になりそうです。二小にとって大切な木ですので、どうしたものか悩みどころです。

 

【2021/10/25】追記

 校長室に、桜を移植した当時の写真があったので、掲載しておきます。

 

 1枚目の写真は、'01.4.1とあるので、平成13年4月1日に撮影した写真のようです。木の向こう側に「たいらや」の看板が見えます。移植される前の桜の雄姿です。

 

 2枚目の写真は'02.2.13、二小に引っ越してくる前日の写真です。この写真ではあまりわかりませんが、根を傷めないように、相当深く掘り返したことがわかります。別の写真と合わせると、少なくとも3人の専門の方と奥に見えるショベルカー?が使われたようです。

 

 3枚目の写真は、'02.2.14とあるので、平成14年2月14日、桜が移植された当日の写真のようです。2月18日には、子供たちが集まって、集会も開かれています。当時の在校生の方がいらしたら、ぜひエピソードを教えてください。お待ちしています。

 

【2022/3/30】追記

 

 以前、二小のシンボルの桜について書きました。その桜が、今日、まさに満開を迎えました。

 

 立て札には、こんなことが書かれています。

「この桜は、平成十四年二月十四日に、本校の旧校地(現 市民会館の地)から移植されました。同窓生の母校への熱い思いと地域住民の学校への愛情を象徴するこの桜は、いつまでも第二小学校の子どもたちを見守り続けることでしょう。」

 

 西の方から撮ると、こんな感じです。手前に立て札が見えます。

 

 北の方からも撮ってみました。

 

 とてもきれいに咲いているように見えますが、実は、前にも書いたように、ここには3本の桜の木があって、咲いているのはそのうちの2本になります。旧校地から移植したメインの桜の木は、専門家の方が「すでにほぼ枯れてしまっている」と見立てていて、私も下から見上げてみましたが、残念ながら、真ん中の太い木から出ている枝に花はありませんでした。

 

 倒れる危険はないようですが、元気な2本の桜の木が当たってしまっていて、窮屈そうです。150周年の目前で大変残念ですが、今後の対応を検討する必要がありそうです。

 

【校長日記】二小桜とお別れの会(2022/7/20)

【校長日記】受け継がれる二小桜(2022/8/18)

更新日:2022年08月19日 11:26:05