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【校長日記】 デジタル・シティズンシップ教育

 10月21日(金)、ICT活用推進リーダー連絡会が本校で行われました。2年生の授業を参観した後、会議室で協議会が行われました。

 

 授業は、上手なコミュニケーションについて考えようという内容です。最初に私たちの身の回りにあるコミュニケーションの手段を子どもたちが発表しました。会話、メール、電話、手話くらいが出ることを予想していましたが、LINE、テレビ通話、オンラインゲーム、インターネット、字幕、表情、ジェスチャー、絵というように、2年生の子どもたちも、様々な手段を知っていることが分かりました。(中学校の先生も驚いていました。)

 

 続いて、言われてうれしい言葉ランキングです。「まじめだね、かわいいね、おもしろい」などの言葉を、子どもたち一人一人が自分が言われてうれしい順に並べます。左の写真は、お互いのランキングについて話し合っているところです。うれしいと思う言葉が、人によって違うことが分かりました。(ちなみに、「まじめだね」が言われて一番うれしいという子が多かったようです。)

 

 では、対面でのコミュニケーションと、デジタルメディアを介したコミュニケーションに違いがあるのでしょうか。上手なコミュニケーションをするためには、どんなことに気を付ければいいのでしょうか。まだまだ対面のコミュニケーションの方が多い2年生には、少し難しいところもあったかも知れませんが、これからの時代でより必要になるであろう、デジタルでのコミュニケーションについて、考えるきっかけになったようです。

 

 

 武蔵野市のデジタル・シティズンシップ教育の考え方は、「令和3年度 学習者用コンピュータ 活用事業のまとめ」の16ページに書かれています。学校はこれまでも情報モラル教育に取り組んできましたが、これからはICTを使うことが当たり前の社会に求められる「態度や知識・技能」を身に付けさせていく必要があります。

 

 11月5日(土)に予定されている、第16回むさしの教育フォーラムでは、このデジタル・シティズンシップ教育も話題になるようです。ぜひご参加ください。

公開日:2022年10月24日 21:00:00
更新日:2022年10月25日 09:55:36