武蔵野市立第二小学校

12月10日、5年生の算数の授業を見に行きました。三角形や四角形の面積の求め方を学習する、全11時間扱いの単元の導入の時間です。

4年生で学習した正方形や長方形の面積を思い出しながら、「直角じゃないところはどうするの？」「この三角形、はみ出してるよね」と、子どもたちは首をかしげつつ考え始めます。「切って動かせば、四角形になるかも」「同じ面積なら動かしてもいいんじゃない？」など、あちこちからつぶやきが聞こえてきました。正解を急ぐのではなく、考えを出し合い、友達の考えに「なるほど！」とうなずく姿が印象的でした。

ふと教室を見回すと、論語に関する本が目に入りました。昔の人の言葉に触れて、今の子どもたちがどんなことを感じ、どんな思いを抱くのか、少しのぞいてみたくなります。また、よく工夫された学級会提案ポストもあり、「こんなことも話し合っているのかな」と、こちらもつい気になってしまいました。

算数の学びとともに、考える力や学級の雰囲気が伝わってくる、そんな時間でした。

公開日：2025年12月11日 22:00:00
更新日：2025年12月21日 09:51:54